じぶんプロジェクト~ビジョントレーニング~
「Chatty+じぶんプロジェクト」はChatty+に参加してくださっているママが
モデレーターとなり、ご自身の特技・才能や興味を持って
Chatty+の集まりでご紹介いただくもの。
今回は、内科医であり、3児の母である木村眞樹子さんにご担当頂きました。
テーマはご自身の長男くんが斜視になったことで出会った
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ビジョントレーニング
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私たちの最初の学びは
【視力と視覚】の違いについて。
見えること「視覚」と、
目から入った情報を認識する「視覚」は
別ものだということでした。
他にも、
両眼視・立体視・追従運動
などの新しい言葉にも出会いました。
医学的証明・確立しているものではないビジョントレーニングですが、子どもの発達、高齢者の認知能力、動体視力(動体能力)の向上を目的としてスポーツの世界でも積極的に取り入れられたり、心理士が診療の一環で取り入れたりすることもあるそうです。
(つい先日、娘の小学校の担任の先生も文献を持っているところに遭遇し、たずねてみた所生徒指導に取り入れているとのことでした)
参加者からこんな質問が出ました。
Q:「斜視を手術で治療することは考えましたか?」
A:「斜視で手術をすると眼位(目の位置)を整えられる可能性があるのですが、そもそも斜視の原因は”脳神経”の問題であり、筋肉をいじる手術は根本的な治療とは言えません。
斜視診断を受けた時点で、手術をしても眼の発達には関係がないと学びましたし、場合によっては2度必要になるかもしれない全身麻酔の手術を、子どものうちに受けさせる選択はしませんでした。大人になって本人の意思でに任せるつもりです。
よく見えない⇨”視力”の部分は手術や医学的アプローチで改善が得られることもあります。しかし、視力以外の”視覚”を構成する「目の動き」や「反応する能力」を鍛えることで見る力を鍛えること、その訓練こそが、ビジョントレーニングなのです。」
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後半は、実際に様々なトレーニングを皆で体験しました。
特別な道具が市販されていることはもちろん、私たちの暮らしの中で、実はトレーニングの一環になっていることがあると学びました。
ある人は「公園での蝉取り」、私は娘たちにやらせる「床の雑巾がけ」・・・これらもトレーニングの一部だということでした◎
今回は、おなじみのChatty+ママsに加えて、
初めましてようこそChatty+へ!さん、
保育士→介護施設で現役として活躍されている大先輩のマダムにもご参加いただき、
和やかでにぎやかな会となりました★
眞樹子さん、モデレーター役ありがとうございました!
そして、いつも変わらず質の高い保育をご提供してくださった
もなりざ邸の皆さまにもありがとうございました!
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